もう、めんどくさいなあ

上司から強制定時退社命令 (漢字が 8 文字も続くとなんかこわい) が出たので、お言葉に甘えて早くに帰ることができた。体調が悪く午前半休してたので、「実働時間 4 時間半」という普段の残業時間にも満たない仕事でひさしぶりに楽な気分に浸れた。
うちにかえって一休みした後、夕飯のおかずを買いにスーパーまで出かけた。ひさしぶりに自炊でもするかと、サバの切り身を探したところ、あるにはあったのだけど、2切れ入りのものしか売っていない。今晩の分はいいとして、もう一切れはいつ食べれるのか(=次に自炊できるのはいつなのか?)知れたものじゃない。
一瞬、退社後にこの界隈で買い物すると言っていた O さんに「サバ食べません?」ってメールを打とうとしたが、ぼくは男子で O さんは女子で、でこの界隈には同じ会社の人がウロチョロしているので、そんな姿を見られでもすると面倒なことになりそうだし、やっぱりちょっとそれはまずかろういうと良識を働かせてしまい、踏みとどまってしまった。こういうとき、外で食事する分にはぜんぜん抵抗はないのだけど、今晩は落ち着いて食事がしたいと思っていたので、その選択肢はありえなかった。かといって、男をうちに呼んでメシを食うというのはもっとありえない。
そんなわけで、ひとりさびしく米を炊き、サバを焼き、しずかにご飯を食べ、それ自体は落ち着いてよかったのだけど、やっぱりちょっと淋しい感じがした。
冷凍庫には、サバが一切れ残ったままになっている。