クライストチャーチ

ニュージーランドには i-SITE(リンク先はクライストチャーチの i-SITE) という観光案内所がある。ツアーや宿、交通の「案内」だけにとどまらず、予約や支払いまで可能な、とても便利な施設だ。おそらく旅行代理店における国内向けの業務は i-SITE が提供しているのだと思う。いわゆる旅行代理店もちらほら見たが、どちらかといえば海外旅行のツアーや航空券を取り扱っていたみたいだった。(フィジーシドニーといった地名を見た)
今朝は、この i-SITE で市内観光ツアーに参加することにした。料金はひとり $39.00 と高いが家人が見たがっていたモナ・ベイルや、追憶の橋、サイン・オブ・ザ・タカヘ、リトルトンなどを回れる。リトルトンは港町といった風情で、小さな商店街があり雰囲気がなかなか良かった。ツアーといっても、参加者は我々2人とシアトルから来た初老の夫婦の2組だけで、運転手がバンで名所を周り説明を付け加えていくといったスタイルだった。
昼食後、今後の予定を考える。日本で宿を予約したのは、今夜の分までだ。明日以降の宿はこちらで手配しなければならない。ガイドをぱらぱらとめくっていると、オマルというところで目が止まる。庭園やギリシャ風の古風な建築がある。先ほどの i-SITE で予約。行きのバス、宿・・・とひとつひとつ決めていくのだが、その度にカウンターのお姉さんは「ほかになにか用はない?」と聞いてくれる。結局旅の後半に行くオークランドの宿まで予約してしまった。親切と言うか便利と言うか、まったくびっくりの施設である。日本でせっかくユースホステルのカードを手に入れたので、できるだけ YHA (ユースホステル、日本語のページもあるが料金などの情報が古い)に泊まろうと家人と話す。残念ながらオマルの YHA ではツインが開いておらずドミトリーになってしまった。家人を心配したが「新しい体験だ」と前向きだ。無理が祟らないと良いのだが。まあドミトリーは1泊だけなので、良い体験になるかもしれない。
大聖堂広場を歩いていると、偶然(本当に偶然だ)S研のAくんと会う。彼はホームステイしているのだと言う。聞けば、今まで行ったオーストラリアやカナダでもこのスタイルで旅をしているとのことだった。自分とは全く異なる旅のスタイルだ。ステイすれば英語は上達するだろうからメリットは高いのだろう。我々より1日早く着き、1日早く日本へ帰るそうだ。後日マウントクックで氷河を見に行くとも言っていた。
このAくんに、格安で国際電話がかけられるカードの存在を教えてもらう。10ドルで日本の固定電話に70分ほど話せるというのだから、日本で携帯電話でしゃべるより随分と安い。Aくんのカードには暗証番号が書いてあり、

  1. アクセスポイントまでの電話番号
  2. 暗証番号
  3. 「0081」+「頭の0を抜いた国内の番号」

と順に押すだけで良い。Aくんに教えてもらいながら購入し、ホテルに着いてから試したが問題なく使えた。ちなみに今回我々が手に入れたものはカードではなく、レシートに暗証番号が振られただけのものだった。

本日の出費

  • 宿から市内へのバス2人分:$4.00
  • 朝食(SUBWAY)2人分:$9.80
  • 市内観光バスツアー2人分:$78.00
  • 昼食(SAMURAI BOWLの牛丼)2人分:$12.00
  • フローズンヨーグルト:$2.70
  • 両替(National Bank)3万円分:$392.15
  • i-SITE にて合計 $375.00
  • 両替(National Bank)2万円分:$261.13
  • 夕食(サンチュリー・ディナー&バー)3人分:$57.55
  • 国際電話カード:$10.00
  • 次の朝の朝食(水、クロワッサン3つ、ハム100g):$6.30

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