etc-update の副作用
副作用というほどではない。単なるサボりというか操作ミス。
etc-update とは、新しいバージョンのソフトウェアをインストールした時に、設定ファイルの上書きや保存を一括で行うスクリプトである。先日この etc-update を初めて実行し、ほとんど何も考えずに全て上書きしていたら、ネットワークが止まってしまっていた。
これを今日、Google などで調べて解決。以下、その内容。
以前のネットワーク設定は、IP アドレスその他の設定を DHCP サーバから受け取るものだった。 2ch の過去ログ(Googleキャッシュ) によると、/etc/conf.d/net ファイルに書かれている iface_eth0 という行が重要だそうな。
126 :login:Penguin :03/07/05 02:56 ID:C605NglN
>>124
/etc/conf.d/net を調べてみる。iface_eth0 の行を注目。
DHCP にしたいなら iface_eth0="dhcp"。
この通り設定して再起動すると、無事ネットワークが復活した。古典的な設定法のようです。
これ以外にも net-setup スクリプトなどで、IP アドレスの設定が出来るようである。
ネットワークの自動設定
自動的にネットワークが設定されなかった場合、いちばん簡単な設定方法は、net-setupスクリプトを実行することです。もちろん、お好みであれば手動で設定することもできます。その方法は次で説明します。
Code listing 4.4: net-setupスクリプト
# net-setup eth0手動でDHCPを使う
DHCPの設定は簡単です。ご利用のISPがDHCPをサポートしていない場合は、固定IPの設定まで進んでください。Note: ISPによっては、ホスト名の入力が必要になります。 その場合はdhcpcdコマンドの後に-h myhostnameと書き加えてください。
Code listing 4.5: DHCPを使ったネットワーク設定
# dhcpcd eth0
もしdhcpConfig警告を受け取ったとしても、慌てないでください。 このエラーは重大なものではありません。ネットワークのテストまで進んでください。
その後、/etc/make.conf の USE フラグが元に戻っているなど、conf ファイルの上書きが原因と思われる副作用がたくさん現れる。今度 etc-update するときは気をつけよう。
以上。