コンセント

田口ランディの同名小説を映画化。

トランスを経て世界のしくみやその世界の中での自分の役割を知る、という話はほかにもいくつか見たことがあるけれど、自分の感覚と一番シンクロしたのが小説版「コンセント」だった。この「トランス」をどのように映像化をするのだろうと気になっていたのだが、結局映像では主人公ユキの背景が光の断片に溶けていくという表現になっていた。もっと鋭角で原色でグロいものを期待していたのだけど、「2001年 宇宙の旅」のようでもあり。

原作をそのままなぞる形で映像化。攻略本を読みながらRPGをプレイしているようでどうも自分は楽しめない。これは仕方ないのか。

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