タクシー

ここ数日終電を過ぎても仕事が終わらないので、タクシーで帰宅している。
距離にして 4 〜 5 km くらいで、1 回 1,500 円くらい。ふと、ジョードプル(インド)でオートリキシャの値段交渉をしていたことを思い出す。あのとき同じような距離で、相場が 30 ルピーのところを 40 ルピー払ってしまって、すこし納得いかない思いをしていたのだった。
Yahoo!ファイナンス - 外国為替換算 によると、今日のレートで 1,500 円 = 594 ルピー。594 ルピーなんて、こないだのインド・ネパールではなかなか 1 日で使い切れなかった。日記を読み返してみると、ステーキとビールを頼んだ日とか、おみやげを買い求めた日とかくらいのようだ。
それにしても、日本だとほんとにタクシーに乗ることが少ない。仕事が遅くなった日や、病気になったときなど、特別な理由がないとなかなか乗れない。なんだかすこし敷居が高いのだ。日本にもリキシャみたいな手軽なタクシーがあったらいいのにな。
昨日の帰宅途中、タクシーの中でそんなことを考えていたのだけど、ブッダガヤで早朝に乗った爆走オートリキシャを思い出し、いや、この値段は安全と安心の対価なのだ、と思い直した。