中の人の精神年齢

もう部屋探しはあきらめてしまった。更新料や部屋の狭さにはもちろん不満があるのだけど、狭さに関してはレイアウトの仕方が悪くてデッドスペースが多くなっているのも事実。まずはこれを見直して、今の部屋をもっとうまく使うようにしようと思う。お金の話も勿体無いことではあるけど、部屋探し自体もうちょっと時間をかけていきたい。
というか、もともとそこまで切実じゃなかったんだなと思えてきた。どこに住みたい、という意識も明確ではなかったし、やはり内覧できないというのはかなりのマイナス点になってしまう。
旅に出ると、

  • 次は○○へ行こう
  • ○○へは、列車で行ける
  • 切符は△△で□□時から買えるみたい
  • プラットフォームは◎◎番
  • 着いたら▽▽あたりで宿を探そう

みたいなかんじで、大目的から小目的までスルスルと流れるように頭に浮かんでくる。ジグソーパズルのピースがバシバシはまっていく感じ。ところが今回の部屋探しは、大目的だけ宙ぶらりんに浮かんだ程度で頭の中でしっくり来ていなかった。まだ時が満ちてないのかもしれない。
そんなこんなで、「10時に不動産屋に行く」と言っていたものの布団の中でグズグズしていた。不動産屋からは計10回ほど電話がかかってきたが、上のような精神状態をうまく言葉にできなさそうな気がして、それを説明するのも億劫で、一度も出なかった。
ビジネスライクに「やっぱり今回はやめておきます」って言っておけば、また今度お世話になることもできたのだろうけど、こういう不義理をしてしまっては、あの不動産屋さんの敷居がまたぎにくくなってしまった。マサキの中の人の精神年齢は幼児退行するばかりで、このような悪循環に陥ることがわかっていても「電話に出たくない」と思ってしまう。ダメ人間です、ハイ。