ネパール国王、内閣解任

ネパール国王が暫定統治 内閣解任し、非常事態宣言

ニューデリー1日共同】ネパールのギャネンドラ国王は1日、デウバ首相の内閣を解任し、暫定的に自ら直接統治すると宣言した。国営テレビなどを通じて国民に伝えられた。非常事態も宣言され、首都カトマンズでは電話回線が遮断されているという。
政党勢力からの反発は必至。ネパール共産党毛沢東主義派による反政府武装闘争が続く同国が、さらに混乱する可能性がある。
ギャネンドラ国王は「内閣が総選挙実施に失敗し和平も達成できなかった」と批判。国王主導で新内閣を発足させ「3年以内に平和と民主主義を回復する」と強調した。
デウバ首相は毛派に対し和平交渉再開を呼び掛けたが毛派は拒否。首相は総選挙を強行する姿勢を示していたが、地方を中心に国土の3分の1以上を毛派が実質支配する状況で、選挙の実施が疑問視されていた。

ギャネンドラというと、2001 年の王族殺害事件の生き残りだ(→Wikipedia ネパール王族殺害事件)。なにか関係あるのだろうか。経緯がわからないだけに気になる。どこかで解説がないだろうか・・・。