アンコールワットへの旅 7 日目 パタヤ

帰国の日までずーっとバンコクにいるのも芸がない、というので、「バンコクから日帰りで行けるビーチ」とガイドブックに書いてあったパタヤに行くことにした。
パタヤ行きの長距離バスは東バスターミナルから出ているらしい。まずはカオサンからトゥクトゥクでサヤームスクエアに向かう。そこからスカイトレインこと BTS でバスターミナルの最寄駅まで。最近できたらしい BTS はキレイなものだった。パタヤへは、このバスターミナルから 2 時間ほどで到着する。チェックインしたホテルはビーチからも近く、プールも付いていた。
とくに予定もない我々。プールで泳いだり、ビーチを散歩したりするのみ。海はボートやヨット、ジェットスキーが多くて遊泳するにはちょっと危険。砂浜だったけどそれほどキレイでもなくて結局海には入らなかった。
散歩していると観光バスが次々に到着するのに遭遇する。韓国からの団体客が多いようだった。先ほどの「バンコクから日帰りできるビーチ」という文句ではないが、タイで手軽に来れるビーチといえばパタヤになるのだろう。
白人のおっちゃん(おじいさん?)と現地の女の人、というカップルもよく目に付いた。晩に散歩していてわかったのだが、このパタヤという街は歓楽街の一種で、ホステスの付くようなバーが多くあった。延長上に売春などもあり、この白人と現地女性のカップルというのはそういう理由ではないか? いや、この土地はベトナム戦争時の避暑地として名を馳せたというから、その頃のアメリカ兵と現地の女性との間にできた子供と、年に一度のデートをしているのではないか? などと二人で激論を交わした。まあおそらく前者だろうけど。