ちょっと待って、神様 (4)

第4週。物語は徐々にクライマックスに向かっている。
竜子は次第に自分が天国へ帰ることを考え始め、春夫やリサに別れを告げる。ここまでは、まだわかる。つらいだろうけど。
しかし「恋愛らしい経験無しにお見合い結婚した」とはいえ、長年連れ添って来た一夫のことを若い原田に「たのむ」と言い切ったのは見上げたものだと思う。自分が死んだとしてという仮定は成り立たないのだけど、はたして自分にそんなことはできるのかと少し考え込んでしまった。
今週で、同級生の茂多と薬子、そしてリサに正体がばれた。一夫もそれに気づきつつある。正体がばれると、あと3日以内に体を交換しなければ竜子は秋日子の体に居続け、そのうち竜子としての人格が失われて秋日子として生き続けることになるという。そして秋日子は二度と自分の体に戻れず天国で暮らすことになる。
予告編で、秋日子は竜子に体を明け渡すようなことを言っていた。どうやって秋日子は自分の体に戻る決心をするのか、どんなクライマックスが待っているのか、非常に楽しみだ。