炒めろ

研究室の忘年会。ふだん研究のことばかり話すのだけど、こんなときは別段話のネタを制限することはない。話は一人暮らしの自炊について。
一人暮らしに必要な家電は何か? 1位は冷蔵庫。これはないとしかたない。次は?・・・なんと電子レンジだった。うちには無い電子レンジ。親がさんざん買ってやろうと言っていたのだけど、なぜかかたくなに拒否してたんだったっけ。なんで拒否したのかな。置き場所が無かったからかな。冷蔵庫の上はオーブントースターが載っていて、その間に入れてもいいのだけど、そうするとものすごい背が高くなってしまうからな、いいよな、もう。広い部屋に引っ越ししたら検討することにしよう。それまで冷凍食品はおあずけだけど。
一人暮らしすると、野菜の処理が困る。キャベツやネギ、タマネギはまだ使い出がある。キャベツはサラダにするもよし、チャーハンの具にしてもよし、千切りをみそ汁に入れてもよし*1。餃子にもロールキャベツにも使える。それに比べて白菜やレタスの使い出の無さはいったいなんなのか。
白菜は鍋の材料としか考えられないが、1/4玉だけでも、ひとり鍋3回分はゆうにもつ。3連続鍋はつらいものがある。レタスはどうだ。サラダにしかならないじゃないか。ひとりでいくら食べればレタスは減るのか。もう、ほんとにどうしようもない食材である。
このようなことを力説していると、「いや、レタスはチャーハンに使える。炒めたらいいんですよ、なんでも」というご意見。僕の文化の中には、レタスチャーハンというメニューは無かったのだけど、意外に皆の同意を得た意見であった。だけど白菜はどうなのか。白菜は炒めたら水分が出過ぎてぐちゅぐちゅになってしまうのではないか? 「いや、白菜も炒めたらいいんですよ。なんでも炒めたらいいんです」って、なんでも?なんでもなの? さすがにこれは皆の同意を得る意見ではなかったらしく、「ほんとかよ」というツッコミが入り爆笑苦笑失笑がながれた。いや、実に漢(おとこ)らしいご意見だったなあ(笑)。

*1:まんが道」参照のこと