グリーンマイル
スティーヴン・キングの原作を映画化。キングは好きな作家のひとりだ。ことあるごとに新潮文庫「スタンド・バイ・ミー」に収録されている中編「マンハッタンの奇譚クラブ」がキングの作品の中では一番だと吹聴するのだが、まだ誰も読んでくれた気配は無い。*1
それはともかく、グリーンマイルだ。原作はディティールにこだわる書き方で臨場感をかきたてるけれど、ときどきまどろっこしく感じることもある。それが映画だと映像で有無を言わせず一瞬で見せてくれるので映像てのはエライものだと思う。
原作からエピソードがひとつ削られていた。テレビ版だからかな。けっこう重要だと思うのだけど。*2
- グリーンマイル - DVD
- ASIN:B0000A4HTU
- グリーンマイル - みんなのレビュー
- http://jtnews.pobox.ne.jp/movie/database/treview/re524.html
- スタンド・バイ・ミー - 恐怖の四季 秋冬編 - 新潮文庫
- ASIN:4102193057
*1:ちなみに「恐怖の四季」シリーズの秋編が「スタンド・バイ・ミー」、冬編が「マンハッタンの奇譚クラブ」。姉妹作品の春夏編に「ショーシャンクの空に」の原作となった「刑務所のリタ・ヘイワース」が収録されている。
*2:もともと3時間の映画をテレビの3時間枠でやってしまってたから、テレビ的に削られたようだ。