ファインディング・ニモ
ゲームジャパンフェスタにてお試しプレイ。ＧＣ・ＰＳ２・ＧＢＡ用がありＰＳ２用を試す。
基本は上下左右へ動く従来からある横スクロールアクションを踏襲。だけど背景やオブジェクト（＝キャラクターだとか岩／貝などの「モノ」）は３次元で表現されている。いわゆる２．５次元というやつだ。
最近だと、（横スクロールはしないものの）スマッシュブラザーズであるとか、ビューティフル・ジョーで使われていた手法である。だけど、このゲームの中の３次元オブジェクト・背景はとても滑らかに動く。これはこの作品の肝となっているように思う。いわゆるＣＧの背景にＣＧのオブジェクトなのに、スマブラのような「いかにもポリゴン」なテカテカしたＣＧではないし、ビューティフル・ジョーのようにトゥーン・シェードを使っているわけではない。職人芸、なのだろうか。
なんなのだろう。キャラクターのアニメーションが文字通りアニメイトされて（生命が吹き込まれて）いるのだ。このあたり、やはりピクサーのアニメーターが関わっているのかも知れない。前から思ってたけど、ピクサーのＣＧはＣＧじゃないみたいだ。
ＧＣ版がやけにリフレッシュレートが低くカクカク動いたのはちょっと気になった（となりにＰＳ２版が展示されていたので差は歴然だった）。テレビが違ってたからそのせいかもしれないけど、これは是非とも直しておいてほしい。せっかくアニメイトされたＣＧが死んでしまわないように。
というわけで、ゲームジャパンフェスタは多くの作品が展示されていたけれど、自分としてはこのゲームが一番良かった。
