ビッグイシュー
京都タワー前の交差点や四条河原町の交差点で、ホームレスと思しき人が小冊子を掲げているのを良く見ていたのだけど、どうにも雰囲気が胡散臭く「新手の宗教団体か何かじゃないか?」という気がして近寄ることはなかった。
土日で実家に戻った折、父親が定期購読している Linkclub という小冊子を読んでいると、この取り組みのことが取材されていて少し驚きつつ、読み進めてみた。どうも、
- 英国でホームレス救済のためにはじめられた事業
- 冊子の名前は「ビッグイシュー Big Issue」
- はじめに20冊無料でホームレスに提供する
- 売上の半分以上はホームレスの懐に入る(1冊200円)
- この収入を元手に、次からは自分のお金で冊子を仕入れる
- ある程度たまれば住居を構え、ほかの仕事へ移っていく
ということらしい。
立ち仕事だし、ホームレスの人たちはこれまで肉体労働をしてきた人が多く接客に慣れにくくてなかなか大変な仕事である、というふうに書かれていたけど、なかなかよい取り組みのように思えた。
今度街中で見かけたら買ってみようかな。おもしろければ買い続けてもいいだろうし。