出社、再開

19日間の入院を終え、久しぶり会社へ向かった。あいにくの雨で、快気祝いも買いすぎで重い(苦笑)。自動改札機にプリペイドカードを入れるとき、ねらいが覚束ないことに気付いてしまった。まあ自分の性格は「自分のことも他人事」なのでこのくらいのことでは凹まないのだけど、イチイチ面倒だなと思う。早く直ってほしい気もするが、こんなときにしか感じられないことをいっぱい感じたい気もする。
たとえば足の筋肉に力が入らなかった頃、階段の手すりがものすごくありがたく感じられた。今もまだ少しふらつきかけるのだが、あるのと無いのとではえらい違いだ。エレベーターもありがたい。あと少し気恥ずかしいけど、お見舞いに来てくれた友達や先輩方にもありがたいと思った。
会社では、みな示し合わせたように「痩せたねえ」と口をそろえる。社食に置いてある「カラダスキャン」で計ってみると、入院前と比べ2キロほど落ちていた。たぶん筋肉もだいぶ落ちているはずだ。今でもまだ少し歩きにくいのは、病気のせいばかりではなく筋肉の衰えもあるのだと思う。
顔色はあまり良くないと言われた。ウチに帰って鏡を見てみると、ちょっとブツブツができているような気がする。薬の副作用か、昼飯が脂っこ過ぎたか。社食は病院食と比べて脂っこ過ぎるなぁ。