16日目

ひょんなことから入院生活中。インド〜ネパールの途中でひいた鼻風邪が原因で悪いウイルスに感染した模様。
手足の指先がしびれ、膝や腿に力が入らず歩くのもままならない状態が帰国数日後から続き、病院で診察してもらうと問診の段階で「ギランバレー症候群というのに症状が似てますね」と言われ即入院決定。
その後、血液検査、髄液検査、頭部頸部のMR検査、神経電気生理検査を3日かけて行い、「筋炎と抹消神経障害の併発」と診断された。「悪いウイルス」が白血球を変質させ、感覚神経や運動神経を冒していたようだった。
白血球をやられる場合、症状がひどいと血液製剤を使って治療する必要があるらしい。ただし、血液製剤C型肝炎HIVに汚染されている可能性もあり「最終手段」としてしか使いたくないとのこと。幸い僕の症状は軽く、今のところブレドニンというステロイド剤で炎症を抑えていっている段階だ。