父の伝言

昨日の食事会、ボーナスが出たので父母弟妹おばあに焼肉をご馳走してあげた。なんだかこちらが恐縮するほど喜んでくれて嬉しい限りだった。おばあはもう80ウン歳でいろいろ身体を悪くしてるみたいだけど、それなりに食べてくれたし、ビールも飲んでくれたし、「まあ次のボーナス待っちょけよ、おばあ」てなもんだった。直截な性格のおばあが僕は好きなのだけど、ぜひとも長生きして欲しい。ボーナス出たらご馳走したるから。
ご飯を食べおわり、外でみんなでソフトクリームなどを舐めながら父に例の話を持ちかけた。ああいう金属の銛はどうやって磨けばいいのか。やはり砥石と金ヤスリが基本らしい。さらに万力みたいなものを買ってしっかり固定してからやすりをかければいいとか、5〜6000円で売ってるという高速に回転しながら研磨する機械(なんていうのだろう)とか買ったらいいとかいろいろアドバイスしてくれた。ていうか一人暮らしの家にそんな工具があったらちょっと引くけど。
翌日、つまり今日、の午後、その父からメールが入っていた。いわく「昨日はご馳走さまでした。ヤスやけど一番粗い砥石だとよく削れると思う。そのあとヤスリを使って尖らせるといいよ」とのこと。こういう控え目で押さえるべきところは押さえている点は偉いなあと思った。