ネット狩猟

「ネット狩猟」全米で非難 牧場にライフル、パソコンで遠隔操作

 【ロサンゼルス=岡田敏一】牧場に仕掛けたビデオカメラ付きのライフルを自宅のパソコンで遠隔操作して動物を撃つ「オンライン・ハンティング」が全米で非難を浴びている。動物愛護団体はもちろん、当の狩猟団体も「おぞましいゲーム」と猛反発。カリフォルニアなど計十五の州は二十二日までにこのゲームを法律で規制する方針を表明した。
 問題のゲームは、シカやヒツジを放し飼いにしているテキサス州の牧場(広さ約百二十ヘクタール)のあちこちにビデオカメラやパソコンと連動したライフルを設置し、遠く離れた自宅などのパソコンを操作してライフルを撃ち、狩猟を楽しむというもの。インターネットのサイトで入会するが、費用は入会金(一カ月分)が約十五ドル(約千六百円)、ライフル十発で約六ドル(約六百三十円)だという。

これ、やりすぎ。