体調戻る

ここ2週間ほど体調が優れなくウンザリしていたのだけど、昨日〜今日にかけてだいぶんマシになってきた。体調が戻るとゲンキンなもので、また旅に出たいなーと思うようになってきた。まあ職場の先輩が、代休消化で中国〜アメリカと旅行三昧してるのを横目で見ていたのも関係していると思うけど。
とはいえすぐには旅に出れないので、深夜特急を読み返したりしている。

ネイザン・ロードには大きな中華料理屋が並んでいたが、ひとつ脇道にそれると小さな大衆食堂がいくつもあった。中を覗きながら行ったり来たりしたが、どこも観光客などいそうもない店ばかりだった。街の人が家族で卓を囲んでいたり、友人同士で食事をしていたりする。

沢木耕太郎深夜特急1」第二章 黄金宮殿

最近ジャッキー・チェンの新しい映画「香港国際警察」が封切られたせいだと思うけれど、テレビでポリス・ストーリー酔拳が放送されていた。僕はストーリーやらアクションよりも、「当時の香港」に興味津々で、どうにも背景ばかりに目が向いてしまう。ポリス・ストーリーは 1985 年の作品らしいから、ちょうど 20 年前の香港である。ロケ地が単にそうだっただけなのかもしれないが、物語の冒頭、悪役が怪しい取引をしている部落の粗末さにちょっと驚いてしまった。20 年前の香港。うーん。20 年前の日本もああいうかんじだったのだろうかとか考えてしまった。
深夜特急」はいつのものなのかわからないが、おそらく似たような時代だと思われる。僕が香港に行ったのは、2002 年。2022 年に香港に行ってみると面白いかもしれない。