1/fゆらぎとは
よく聞く 1/f ゆらぎ。会社で話題になったのでちょっと調べてみたのだけど、なかなかつかみがたい。
たとえば。
そうしたゆらぎを数字に置き換えますと、図1のようなグラフになります。それを周波数(frequency=f)ごとに分析しますと、図2のように単調な波形に分けることができます。すると、ゆらぎをいくつかの種類に分類でき、その中に、1/fゆらぎがあるんです。
―― 1/fゆらぎを見つけ出すのは、なかなか複雑で、難しいんですね。
そりゃ、適当な波形は、単純な波形の組み合わせで合成できるだろうけど。そのいま言ってる f ってどんな値なのさ?
つぎ。
いろいろな早さで変化するゆらぎを、ゆっくり変化する成分がどれくらいで、速く変化する成分がどれくらいというように示したものがパワースペクトル密度というわけです。
このようにして分析すると、1/fゆらぎは周波数とパワーが逆比例した直線上に現れます。つまり、それぞれの成分振幅の二乗が1/fに比例するような「ゆらぎ」が、1/fゆらぎというわけです。
ほお、パワースペクトルが反比例っぽく分布してたら、それが 1/f ゆらぎってことか。
同じページに、自然界で 1/f ゆらぎをもつものとして、
- ロウソクの炎
- 小川のせせらぎ
- 小鳥のさえずり
うーん、後 2 者は音を分析すると 1/f ゆらぎになるのだろうけど、ロウソクはいったいなにを周波数分析してるのだろうか・・・。
なんだかイメージ先行の用語のような気がしてならない。もうちょっと詳しく調べてみるか。