まんが道 藤子不二雄A展

京都伊勢丹7階にある美術館「えき」で開かれている、藤子不二雄A展を見に行った。

「忍者ハットリくん」「怪物くん」「プロゴルファー猿」などの数々のヒット作を生み出した藤子不二雄A氏。本展では、今ではあまりみることのできない、昭和30年から40年代にかけて発表された貴重な作品原画をはじめ、陶板画、ポスター原画、今年8月に公開予定の映画「NIN×NIN 忍者ハットリくんTHE MOVIE」の撮影に使用した衣装、小道具なども併せて展示し、彼の魅力に迫ります。

http://www.wjr-isetan.co.jp/Kyoto/index.htm

まんが道」のファンだったのでかなり楽しみにしていたのだが、展覧会のタイトルのまんが道は作品タイトルとしてではなく、A氏自身のまんが家人生という意味合いが強かった。と同時に、自分がA氏というより「まんが道」のファンであることに気づく。まあいいのだけど。
「えき」美術館自体それほど広い所ではないので、いわゆる「美術館」や「博物館」ほど大量の作品が展示されているわけではないが、その分濃密で、量と質のバランスが良かったと思う。家族連れ、カップル、マニアなど客層も様々で健康的だなと思った。「薬師寺の仏像を背景に神妙な面持ちのハットリくんが座っている」というイラストがすごいと思った。ハットリくん、読み直そうかな。
展覧会は5月9日まで。