日用品集め

この町は、文化に触れるには良い所だが、暮らすという点からみるとなかなかいただけない。住む町ではない。地味な日用品がどこに売っているのかがさっぱりなのだ。
たとえば、竿竹。物干し竿のことだが、これがなかなか見つからない。実家はいわゆる「郊外の町」にあったので、ホームセンターやら大き目のスーパーやらに事欠かなかったが、こんな都会のどこにホームセンターがあるのだろう。結局日用品も売っているスーパーが見つかり、竿竹はそこで手に入れることができたのだけど、都会と言うのはとかく、「文化的な生活」を送るレベルに達するまでの敷居が高いと感じた。